1. 管理不動産又は大家さんへの退去通知

    引越しが確定したら速やかに大家さん・管理不動産会社に退去する旨を文書にて連絡することが大切です。賃貸借契約書には、退去1ヶ月前までに報告すると記入してあると思いますので、最低1ヶ月前までには退去届けを出してください。
    もし、「1週間後には退去します」と不動産に報告しても、その日から1ヶ月分払わないといけないと思っておいたほうがいいでしょう。引越しが決まったら、即、報告ですね。
    不動産によっては引越センターを紹介してくれますので、相談してみてもいいと思います。高穂住宅も引越センターの紹介はしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

  2. 転出、転入届(転居届)

    転出届は転居予定日までに現住所の住民票を管轄する市町村役場に印鑑を持参して、所定の届出用紙に記入して提出すれば、転入届の時に必要な転出証明書が発行されます。
    これを紛失すると再発行してくれないため、手続きが面倒になり、時間がかかるので注意が必要ですよ。

  3. 印鑑登録廃止届

    住民票のある市町村役場に印鑑(印鑑証明書の為登録してある実印)を持参して廃止届を行い転居先の新住所の役所で新規登録を行います。

  4. 国民健康保険等

    国民健康保険等の資格喪失の手続きを(国民年金・保険証・印鑑・転出証明書・老人医療・乳幼児医療・住民登録)転出日までに行い現在の保険証を返却し転出証明書を受け取ります。(同区内移転は手続き不要)早めに届けても転出日までは有効です。そして、新居住地の市町村役場で資格所得手続きをとれば新しい保険所を発行してくれます。手続きを怠ると、その間保険がおりませんので注意が必要です。国民年金は新居住地の市町村役場で住所変更の手続きを行うだけで済みます。

  5. 転校・転入

    旧住所地市町村の教育課で必要書類に記入(市町村によっては転出書類と同時に書類を作成するところもあります)して、在校していた学校で在学証明書をもらわなければなりません。県外転出の場合は教科書用図書給与証明書も同時に、そして、新住居地で発行してもらった書類と印鑑・在学証明書を市町村の教育課に持参して必要書類に記入後、指定校通知書発行してもらいます。それを今度転入する学校へ行って手続きを済ませます。

  6. 私立小中校や公立高に在学されている場合は、学校に相談されその指示に従ってください。また、書類提出の窓口も市町村によっては多少異なることがありますので事前に確認しておいてください。
  7. 水道光熱費

    直接日常生活に関わることなので確実に手続きをしておくことが重要です。旧住所地では各営業所に退去日の3日前までに電話で通知しておくと引越し当日係員が検針して料金を清算してくれます。合わせて1週間くらい前に新住居地の各営業所に使用開始希望日を連絡しておくと引越し当日から使用できるので便利でしょう。

  8. 電話(NTT)

    電話は引っ越した当日から使用したいものです。そのためには、早く手続きをしておかないと架設に期間を要し不便な生活を強いられることになりかねません。

  9. まず、NTTに電話移転の申込をし移転先架設申込書を提出します。すると引越し当日に係員が電話を取り外しにきます。引越し先の電話番号案内が必要ならNTTのほうで約3ヶ月ほど移転先の局番を無料で案内してくれます。
  10. 運転免許書

    現住所が変わることで免許書の記載事項に変更が生じますから転居後すみやかに各都道府県の新住所を管轄する警察署で手続きを行います。その際、新住民票を免許証用写真が1枚必要です。よく免許証更新時でいいだろうとそのままにしている人もいますが、もし、事故にでもあった場合、免許書に記載されている住所に連絡が行きますので変更しておきましょう。(同一管内での移動は新住民票だけでよい)

  11. 郵便局

    郵便局にある所定用紙に転居先を書いてポストに投函すればOKです。転送手続きも引越しの2~3日前にまでに済ませておくと引越しのあわただしさに郵便物を紛失することもないでしょう。

  12. 預貯金・クレジット

    取引銀行口座で新居住所に支店がない場合は清算します。郵便貯金は住所を変更手続きします。クレジットカードも同様です。

  13. 生命・損害保険

    住所変更など記載事項に変更がある場合は直接本店・支店・営業所に出向くか電話で問い合わせて指示に従ってください。

  14. 自動車・バイク

    新住居地の陸運事務所で手続きを行います。これは転居後15日以内に行わなければなりませんので注意が必要です。(必要書類:車・車検証・新住民票・印鑑証明書・印鑑・車庫証明書・自賠責保険・自動車税の領収書)

  15. 犬(ペット)

    式には住所変更の為の廃犬届を行いますが、新住居地で旧鑑札メダルを返還し、再登録して新鑑札メダルをもらいます。(印鑑・予防注射済書・)狂犬予防注射を済ませていない場合は保険所又は獣医病院で済ませ予防注射済書をもらってください。
    また、犬・猫等の飼育は、鳴き声や排泄物等の臭いなどが近所迷惑になります。
    家主や不動産の承諾を受けた場合を除いて、ペットは飼育しないで下さい。
    無断飼育される方が多いため、ペット可物件が少なくなるのです。
    ペットのしつけも飼い主の義務なので、気持ちよく過ごすためにもマナーはお守り下さい。

  16. 注意

    新聞・牛乳の差止め連絡と清算を引越し当日までに済ませておきましょう。又、住所変更を知らせるあいさつ等は忘れずに早めに用意しておいたほうがいいかもしれません。
    引越しに関わることは書き出しておき、確実にチェックをいれながら済ませていくことをオススメします。早め早めにすることが重要です!
    役所の手続きはまとめて1日で、電話で済ませられるものは電話で、1箇所で済ませられるものは・・・という具合にしていきましょう。

  17. 荷造り

    とりあえず使わないものから順々に荷造りを始めましょう。遅くても1週間前には取り掛かりましょう。荷造りに必要なものは新聞紙(約1ヶ月くらい)ダンボール(4人家族で50~60個、業者に頼むと事前に必要なダンボール箱を入れてくれます)、ボロ布、ガムテープ、ヒモ、ロープ、軍手、ビニール袋(ゴミを入れる)などを用意します。荷物の重さは1個あたり15~20kgを目安として、重い物(書類等)は小さな箱に、軽い物は(衣類等)大きな箱に詰めるのがコツです。そして面倒でもダンボール箱には必ず何が入っているのか内容物を明記しておきましょう。そうすることで荷物の区分がスムーズに運びます。又、「割れ物」「取り扱い注意」の表示は赤マジックで大きく、どこからでも見えるようにしておいた方が運ぶとき皆が注意してくれるでしょう。

  18. 食器

    いち早く荷造りが必要な物ですが、割れ物だけに丁寧な荷造りが必要です。新聞紙やエアーキャップ・クレープ紙等で1個ずつ包み、数個重ねてヒモをかけましょう。皿はダンボール箱にたて詰めにする方が壊れにくいようです。箱の中は八分目程度に入れて詰物(厚手の穏衝材)で固定し空間を作らないようにしましょう。ダンボールには必ず「ワレモノ注意」と明記して下さい。

  19. 照明器具

    皿などの割れ物と同じように扱います。まず電球を外して器具とは別にエアーキャップなどで包みます。器具のネジや取付金具等をなくさないように別の袋に入れて器具本体に付けておきます。そしてそのまま袋に詰めます。購入時の箱があれば最適です。

  20. 布団

    布団袋を敷いて、その中に布団を入れていく人がいますが、これだと無駄な空間ができ、閉めるとき形が悪くなり、ヒモが掛けにくくなります。最初、布団を折りたたんで積み上げて、その上から布団袋をかぶせた方が形が良くなります。時々、布団の間にカメラやラジカセ等を入れて荷造りする人がいますが、上に何を置かれるか分からないので、後で壊れたといことを防ぐ為、やめておきましょう。

  21. 電気製品

    洗濯機は完全に水抜きして、ホースやコードはガムテープで固定してから梱包します。冷蔵庫は前日までに霜取り等をして中身を完全に空にしておいて水気をなくしておきます。電気製品はなるべく運ぶ途中に衝撃を与えないように取り扱いを慎重にしなければなりません。

  22. その他

    石油ストーブは完全に油抜きをした状態にしてあるか確認してから梱包しましょう。灯油が流れ出し他の物をダメにするかもしれないからです。宝石類等の貴重品は荷物と一緒にせず自分で携行しましょう。

  23. ご近所挨拶

    お引越しが済みましたら、ますご近所にもご挨拶をすることをおすすめいたします。マンションなら、1フロアと上下の方にもご挨拶しましょう。お子さんがいらっしゃる方ならば、音で迷惑をかけるかもしれないからです。

  24. 手付金

    希望する部屋が見つかった時に差し入れる金銭で他の人に家主が貸さないよう予約するためのものです。
    この金銭を差し入れることによりその部屋は拘束されます。でも、何かの事情で解約するときは手付金を放棄することにより解約できます。たとえば、あなたが「1週間後に入居したい」と言うことで申込書を提出します。次に家主の承諾を得られた時点で手付金を払います。この時点で業者からあなたに契約書をお渡しします。そこであなたは本人・保証人等の直筆署名・押印等の事務作業を入居前までに済ませないといけません。この後での保証人のチェンジは出来ません!
    この間に家主側は室内をいつでも入居できるようにメンテナンスいたします。この後にあなたがキャンセルをしますと、メンテナンス代が発生いたしますので手付金を充当することになります。
    めでたく契約書類等がそろい契約金の支払いとなりますが、手付金を引いた残金を支払うことになります。

  25. 敷金

    家賃や損害賠償その他の費用を保証するもので入居時に一括して家主に預ける金銭です。
    解約時には家賃滞納分・破損箇所の修繕経費等を差し引いた金額が返還されます。
    また、あなたの部屋の扱い方によっては追加経費を頂く場合もあります。あまり乱暴に扱わないようにしましょうね。

  26. 共益費

    入居者が共同使用する設備の維持費・その他の諸雑費です。地域・物件によりそれぞれ異なった内容になっていますので契約前に確認しておいて下さい。なお家賃の中に含んである場合もあります。

  27. 入居申込書

    入居したい物件が決まりましたら、まずは入居申込書(申込人・入居家族・連帯保証人①②の欄全て)を記入いたします。そこから家主やオーナーの審査(記載事項に間違いがないかどうか)があり、当社にお貸しするかお断りするかの連絡が入ります。
    保証人は原則として2名とし、同居しない親戚で有職者に限ります。家主やオーナーからのOKが出た方のみ、22(手付金とは?)に進みます。
    ※ 手付金が済んでから引越し等の手配をして下さいね。

  28. 引越準備

    退去予定日は厳守してください。次の入居者が決まりますと、退去を遅らせることはできません。

  29. 部屋掃除

    退去後は専門の清掃業者が入りますが、建物内外が非常に汚れていますと、清掃代が高くなります。また、雑誌や使えなくなったエアコン等、粗大ゴミ等を置いていかれますと、その分の処理代も頂きます。

  30. 鍵の返却

    鍵の返却がない(紛失した場合も含む)場合は錠(シリンダー)から交換しますので、その分の負担は退去者にかかります。
    鍵は大事に保管下さいませ。

  31. 明渡し立会い

    明渡しの立会い(現場確認)については原則として業者にお任せ下さいませ。

  32. 敷金清算

    明渡しの立会い(現場確認)については原則として業者にお任せ下さいませ。

  33. 運転免許書

    住所変更は、住民票の写し又は本人宛の郵便物等・免許用写真1枚(大きさ3.0×2.4cm)を持参のうえ運転免許センターに変更届を提出に行きます。  http://www.npa.go.jp/annai/license_renewal/japan.htm

  34. 児童手当・老齢年金

    各区役所に印鑑を持参し、児童手当受給事由消滅届を提出し、所得証明書を受け取り、新居住地の区役所に印鑑・年金の加入証明書(国民年金又は年金手帳)・銀行預金通帳・所得証明書を持参し、申請しましょう。
    老齢福祉年金も各区役所に印鑑を持参し、所得証明書を発行してもらいましょう。
    新居住地の区役所に印鑑・国民年金手帳・所得証明書を持参し申請しましょう。

  35. 原付自転車

    各区役所に、印鑑・車両番号交付証明書・ナンバープレートを持参し廃車証明書を受け取り、新住居地の区役所に、印鑑・住民票・廃車控・車体ナンバー控を持参し申請して下さい。

  36. 和室を洋間に♪

    最近、和室よりも洋間に人気があり、和室の部屋が空き気味になっております。
    皆さんもご存知とは思いますが、同じ構造で計算した場合、和室よりも洋間のほうが、家賃が2,000~5,000円も高いのです。そこであえて和室を借り、ハンズマンなどで売っているウッドカーペットを敷くなんてのはどうでしょうか?
    通販でも購入できますので、案外そちらの方が安くつと思いますよ。